【東京オリンピックサッカー】決勝戦のプレーに納得いかず!?直談判で臨んだ五輪…連覇達成のブラジル代表FW・リシャルリソンが示した「エースとしての自覚」の画像
ブラジル代表・リシャルリソン 写真:AP/アフロ

 東京五輪2020男子サッカー競技決勝、U−24ブラジル代表対U−24スペイン代表が7日に行われた。試合は延長戦の末にブラジルが2−1の勝利を収め、五輪2連覇を達成した。背番号10をつけた今大会のブラジル代表のエースが、納得のいかない表情でピッチを後にしたのが印象的だった。

■得点王獲得も…

 五輪は代表招集の強制権がないため、クラブが拒否すれば代表への招集を辞退できる。しかし、リシャルリソンは東京五輪への参加を直談判。そして背番号10をつけることを志願した。強い気持ちで臨んだ今大会では、グループリーグの初戦ドイツ代表戦で圧巻のハットトリック。さらに、グループリーグ最終節サウジアラビア戦で2ゴールを奪った。

 だが決勝トーナメントに入ると、エースは失速。準々決勝、準決勝とフル出場を果たしたリシャルリソンだったが、決勝トーナメントでは1アシストのみ。結果的には5ゴールで得点王に輝いたが、本人としては決勝戦でのプレーに納得がいかなかったようだ。

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