■”鉄人”板倉の存在感は抜群
冨安の代わりに、CBに入ったのが板倉だった。板倉は南アフリカ戦とメキシコ戦にフル出場し日本の決勝トーナメント進出に貢献。フランス戦とニュージーランド戦も途中出場を果たしていた。そして、準決勝のスペイン戦では120分間のフル出場。115分間スペインを無失点に抑えていた日本だが、そこには板倉の働きも大きかった。
板倉は相手のシュートをことごとくブロック。特に印象的だったのが、0−0で迎えた延長前半11分、ラファ・ミルがペナルティエリア右で強烈なシュートを放った場面。そこに立ちはだかったのが板倉だった。体を張ってミルのシュートをしっかりとブロック。日本のピンチを防いだ。延長戦に入り、疲労はピークに達していたかもしれない。しかし、しっかりと相手のシュートに反応し、ピンチの場面で見事にシュートブロック。”鉄人”板倉のさすがと言えるプレーだった。