イングランド代表は最善を尽くしていた

 最後の最後でタイトルを逃してしまったイングランドだが、この結末を責めることはできないだろう。経験が乏しい若いチームは、サウスゲート監督の負けない手堅い戦い方で、これまでの代表がたどり着けなかった決勝の舞台まで勝ち上がってみせた。

 イタリアが勝負強さを見せた結末となったが、イングランドはほとんど全員が、このまま代表でのキャリアを重ねていくことになる。PKを失敗した3人も、主軸を担うことを期待される存在だ。決勝での敗北はとてつもなく大きなショックを伴うが、これだけのショックを経験した代表チームもこれまでなかった。

 ガレス・サウスゲート監督は試合後「誰もが非常に失望している。しかし、選手たちは自分たちを誇りに思うべきだ」と述べ「若くて優秀な選手がたくさんいるチームは、ロシアからの順調な歩みを継続している。来年のワールドカップは上手くやれるだろう」と次を見据えた。

 このショックがイタリアのような勝負強さに繋がる日も遠くないだろう。負けない強さから勝つ強さへ。若きスリーライオンズの新しい歴史はまだ始まったばかりだ。

 

■試合結果

イタリア 1―1 イングランド

(PK戦3-2)

■得点

2分 ルーク・ショー(イングランド)

67分 レオナルド・ボヌッチ(イタリア)

  1. 1
  2. 2
  3. 3