■3バックから4-2-3-1へとシステムを変更
ここまで全ての試合をロンドンで戦えてきたイングランドが、この先も含めて唯一国外で戦う伏兵相手の試合。こういう時って意外と・・・という番狂わせの予感は漂っていた。
しかし、それは杞憂だった。
ドイツ戦の3バックから4-2-3-1へとシステムを変更したイングランドは、試合開始からボールを持ち続け、そのまま4分にハリー・ケインが先制ゴールを奪ってみせた。
後半になるとウクライナが攻撃の圧を強める前に開始1分で追加点。50分にも得点したイングランドは、63分にもゴールを奪い、試合を決めてしまった。
またしても完勝となったイングランドだが、完勝の中心にいるのもまたしてもルーク・ショーだった。
ドイツ戦で左ウイングバックとしてヨシュア・キミッヒを防ぐという最重要ミッションを完遂し、しかも2ゴールアシストとボール奪取という形で大きく関係したショーは、この試合でも圧巻のパフォーマンスを見せた。