古橋亨梧の先制ゴールから3分後、日本はタジキスタンのエフソン・パンシャンベのヘッドで同点に追いつかれた。
「全勝、無失点で2次予選を終えて、最終予選につなげたい」という森保一監督の希望はかなわなかった。「チームのペースが揺るぎかねない失点」という思いもあったようだが、選手たちは時間が進むにつれて強度を上げた。
ミャンマー戦とは違って、Jリーグのプレイヤーが7人先発していた。
タジキスタンはグループ2位で最終予選進出(各グループ1位と2位の上位4チーム)の可能性が残っているから、懸命に挑んできた。
「簡単なボールの失い方が多かった。ボクのクリアも中途半端だった」と、昌子源は反省した。吉田麻也、酒井宏樹、冨安健洋ら不在の中でのチャレンジだったから、悔しさが残る。GK権田修一も声を張り上げている。
前半の失点後、日本が攻めあぐんだのは事実だが、タジキスタンのシュートはこの同点ゴールの1本だけだった。