インテルが11年ぶり19度目の優勝を決めたセリエAは、最終節を待たずして得点王の行方もほぼ決まった。
首位は29ゴールのクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)。2位にはロメル・ルカク(インテル)がつけるが23ゴール。1試合で逆転するのは不可能に近い。
順当にロナウドが得点王になれば、それは偉業といっていい。というのも、イングランド(08)、スペイン(11、14、15)に続く、3つ目のリーグでのタイトルになるからだ。
上記3つにドイツ・ブンデスリーガとフランス・リーグアンを加えて「5大リーグ」と呼ばれるが、このうち3つで得点王に輝いた選手は過去にいない。
5大リーグのうち、ふたつで得点王になった選手は少なくない。
ルイス・スアレス(イングランド14、スペイン16)
エディンソン・カバーニ(イタリア13、フランス17・18)
エディン・ジェコ(ドイツ10、イタリア17)
ズラタン・イブラヒモビッチ(イタリア09・12、フランス13・14・16)
ルカ・トーニ(イタリア06・15、ドイツ08)
ルート・ファン・ニステルローイ(イングランド03、スペイン07)
マルシオ・アモローゾ(イタリア99、ドイツ02)
クリスティアン・ビエリ(スペイン98、イタリア03)
スアレスとファン・ニステルローイは、これ以前にオランダでも得点王に輝いている。