これをグラナダのディフェンダーがなんとかヘディングで跳ね返すのだが、そこにいたのが岡崎だ。オンティベロスのロングボールに対応すべくグラナダGKもかなり前に出てしまっていたため、ゴールはがら空き。
ストライカー岡崎がそれを見過ごすわけはなく、相手ディフェンダーが跳ね返したボールを、ダイレクトで蹴ると、浮き球となったボールがそのままゴールに吸い込まれたのだ。その距離、なんと35メートル。
岡崎にとってのラ・リーガ初得点は、美しすぎるループだった。これで岡崎はブンデスリーガ、プレミアリーグに続いて欧州3大リーグすべてで得点したことになった。
ウエスカは岡崎弾で3-1とリードを広げたが、終盤に2失点してしまい試合は引き分けに。勝ち点を8までしか伸ばせず最下位脱出とはならなかったが、3得点を奪っただけに、次節以降の勝利に期待したい。