湘南は3バックを敷き、右から舘幸希石原広教大野和成と並ぶ。G大阪は4-4-2。2列目は右に福田湧矢、左に倉田秋が入ったが、この福田と倉田が。スタート時から対面するセンターバックに対してプレスをかけてビルドアップを阻害した。

 6分のガンバの先制点は、福田ではなかったが右サイドバックに入ったDF高尾瑠が右サイドで出足鋭くボールを奪い、そこからゴールにつなげたものだった。ペナルティエリア内にいたパトリックの落としも、福田が前への意識を持つことが共有されていたからこその判断でもあったはずだ。

 宮本恒靖監督も、「守備に関しては今日の試合の一つの狙いではありましたし、それを選手たちがしっかりとパフォーマンスとして出してくれたと思います。やはりああいう守備があってこその先制点ですし、スタートの良さにつながった」と胸を張った。

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