■11月25日/J1第29節 川崎―G大阪(等々力)
自ら5発の祝砲だ!
前節、勝てば優勝というシチュエーションながら、大分を相手に黒星を喫したことで、1位・2位対決となったこのホームの試合は「もう一度、巡ってきたチャンス」「ある意味、プレゼントをもらった」と鬼木達監督が表現する試合だった。
というのも、ここまで圧倒的な強さを見せつけた川崎の目標は、選手が「優勝の形にこだわる」という言葉まで出していたように史上最速優勝。2010年に名古屋が3試合を残して優勝を決めたのが最速記録で、それよりも早く決めるにはこのG大阪戦で決めるしかなかったため、まさにラストチャンスだった。