「川崎の優勝」がかかる注目の一戦!「J1プレビュー」浦和―G大阪の画像
画像:サッカー批評
■【布陣図】浦和ーG大阪の予想スタメン■

J1リーグ第28節 浦和レッズガンバ大阪
11月22日(日)|16:00 埼玉スタジアム2002

 はからずも、両チームサポーターだけでなく、さらに多くの注目を集める試合となった。11月21日に川崎が大分に負けたため、史上最速の優勝はG大阪の結果にゆだねられることになったからだ。G大阪が浦和に引き分け以下の結果となれば川崎が優勝し、G大阪が勝てば、川崎の優勝は持ち越しということになる。
 そのG大阪は現在2位。優勝は現実的ではないが、天皇杯出場権を得られる2位の座を死守すべく、そして、前節での最下位・仙台戦での大敗を断ち切るべく、白星を奪いにいく試合となる。
 一方の浦和は、前節・神戸戦には勝利したものの、歯がゆい状況が続いている。特に、前々節・横浜Mでの2-6の大敗は、今でも記憶に新しい。

 

■浦和レッズ

8位  勝ち点45 13勝10敗6分  得点41、失点45、得失点差-4
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
○A神戸  1-0
●A横浜M 2-6
△A広島  1-1
△A大分  0-0
○HC大阪 3-1

【通算対戦成績】
通算   60試合・30勝13分27負
ホーム  33試合・14勝 7分12負
アウェイ 37試合・16勝 6分15負

【直近対戦成績】
2020年 8月19日 J1第11節 A3○1
2019年12月 7日 J1第34節 H2●3
2019年 4月14日 J1第 7節 A1○0
2018年11月 3日 J1第31節 H0●3
2018年 5月19日 J1第15節 A0△0

【今節のみどころ】
 現在、浦和はマルティノスに多くを頼っている。それはプレーにおいてはもちろんのこと、9試合で4得点という数字でも表れている。現在、2試合連続得点中で、前節・神戸戦では83分にDF山中亮輔のクロスを右足で合わせて値千金の決勝弾を決めた。
 マルティノスはボールを運んで決めるだけでなく、最終ラインまで戻っての守備も光っている。
 大槻毅監督は、「残り5試合、ひとつでも上に近づいていきたい。可能性はゼロではない」とACL出場権獲得を諦めていない。目標達成のため、そして病気療養で休養に入った土田尚史SDのためにも“ラスト5連勝”への口火を切りたい。

PHOTO GALLERY ■【布陣図】浦和ーG大阪の予想スタメン■
  1. 1
  2. 2
  3. 3