ー遠藤航選手が入ったことでゲームが変わったのか。

「いまワタル自身のコンディションもすごくいい、デュエルで奪って、ということができている。後半は相手のインテンシティが明らかに落ちてきたんで。そうなってくると、日本の戦い方は特にできてくると思うんですけど。プレッシャーのないときは、みんないいプレー絶対できると思うので。プレッシャーあるときでも、それができるかどうか。

 うまくいかないときでも無失点に抑えるのは大切なことなので。日本代表で強みだと思うのは、守備の部分といのはすごくいい状態だな、と思ってます」

ー高校生の時に中央でプレーしてきた経験は生きているか。

「昔すぎて覚えてないですね。18歳くらいなんで、16年前なんでおぼえてないですね。潰してたことしかおぼえてないですね。貢献するためにここにいるんで。歴代単独で123試合っていうのを達成しましたけど、うれしさとかまったくなくて。内容というのが大切で、数字というのはあとからついてくるんで。まだまだ自分自身やらないと。コンディション上げていかないと、というのを感じてます」

ー3バックについて。ザッケローニや西野朗監督がチャレンジしていた。何か戦術的なメリットや仕組みなど解釈してるところは。

「まず大きな話で行くと、僕もこの10年以上経験してきたのですけど、メンバー固定してうまくいっているときはいいんですけど、うまくいかなくなると修正がきかないんですよね。選手のチョイスも限られてくるんで。代表でチャレンジしてるのはワールドカップで勝つために戦術的な幅、選手の幅っていうところですよね。

 自分たちが上手くいかなくなても、試合の中で修正できるというのを森保さんが目指してるって感じているので。トライの時期なんだ、っていうのは選手自身も感じてますね。

ー3バックを導入できると、純粋に、選手の序列だけじゃなくて、選手層につながるのか。

「それは僕自身も感じてます。4バックの時と3バックの時と、選手のチョイスもやりやすくなる、4バック3バックになった時の選手のチョイスは受け入れられるというか、いろんな選手にチャレンジさせている状況で、みんなが、試合に出られない選手も受け入れて、試合に出たときに見せてやる、という雰囲気もいい感じだと思ってます」

 目前に迫ったメキシコ戦。日本代表の戦いをみせてほしい。


 

PHOTO GALLERY オーストリアで合宿中のサッカー日本代表(11月16日)
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