J1リーグ第31節 ヴィッセル神戸―浦和レッズ
11月14日(土)|18:00 ノエビアスタジアム神戸
4連敗中の神戸が、3戦未勝利の浦和と対戦する。
しばらく勝利から離れている両チームは当然、得点面でも失点面でも問題を抱えている。
失点数の多さでいえば、神戸は直近5試合で10失点と1試合平均2失点、直近3試合で5失点と1試合平均で1.6点以上も失っている。一方の浦和は、しばらく安定した守備を披露していたが、前節、横浜M相手に6失点を守備陣が崩壊してしまった。
それを補う得点力があればいいが、直近3試合でいえば神戸が1得点しか奪えておらず、浦和にしても3得点だ。
両チームともに順位も低迷しているが、神戸はACLに、浦和は残りのシーズンのために、流れを変えたい一戦となる。
■ヴィッセル神戸
11位 勝ち点36 9勝14敗9分 得点50、失点57、得失点差-7
【出場停止】大﨑玲央
【直近5試合結果】
●H湘南 0-2
●AG大阪 0-1
●A横浜 C1-2
●A清水 1-3
○A仙台 3-2
【通算対戦成績】
通算 50試合・16勝6分28負
ホーム 25試合・10勝2分13負
アウェイ 25試合・ 6勝4分15負
【直近対戦成績】
2020年 8月23日 J1第12節 A2○1
2019年 8月17日 J1第23節 H3○0
2019年 4月20日 J1第 8節 A0●1
2018年 9月23日 J1第27節 A0●4
2018年 4月11日 J1第 7節 H2●3
【今節のみどころ】
三浦淳寛監督就任から3連勝を果たしたものの、その後は徐々に負けが込むようになり、湘南戦までの12試合で4勝1分7敗と黒星が先行している。そして現在、清水、横浜FC、G大阪、湘南と4連敗を喫している状況だ。
神戸はこの浦和戦を終えてから、しばらくACLに戦いの場を移すことになる。試合前にMF山口蛍が「内容というより結果で示さなくちゃいけない」と話すように、アジア制覇のためこの浦和戦で白星を掴んで勢いをつけたいところ。
しかし、ここで難しいのが選手の起用法だ。ここ数試合、三浦監督はケガ人が出ることを恐れ、大幅に選手を入れ替えながら試合に挑んでいる。ACL前、最後の試合でどのような布陣を組むのか。監督の考えどころとなる。