■自分より優れているのは7人だけ!
このようにして、今年の1月にレッドブル・ザルツブルクから加入して以来、ブンデスリーガの舞台で悠々とゴールを決め続けるハーランド。今回のシャルケ戦を終えた時点で、昨季も含めてリーグ戦で通算20試合18ゴールの数字を残している。そう遠くない将来、ドルトムントを離れ、ビッグクラブに移籍するのは間違いないだろう。レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドが関心を持っているともされるが、その行先はどこになるのか。もっとも、本人としては次の移籍先うんぬんよりも、ドルトムントでの成長を第一に考えているようだ。
そしてドイツメディア「シュポルト・ビルト」電子版によれば、ハーランドはノルウェーのタブロイド紙「ヴェルデンス・ガング」のポッドキャスト「Topp3」にて、自分よりも優れている7人のFWの名前を挙げたという。
曰く、クリスティアーノ・ロナウド、セルヒオ・アグエロ、ハリー・ケイン、ロベルト・フィルミーノ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ティモ・ヴェルナー、そしてロベルト・レバンドフスキの7名である。
ハーランドとしては、自分はまだまだ世界一のFWではない、上には上がいる、といったことを言いたかったのだろう。しかし、この7人の名前を挙げたノルウェー代表FWのことを“謙虚”と呼ぶべきかどうかは、意見が分かれるところではないか。穿った見方をすれば、ヨーロッパ広しと言えど、自分よりも優れたFWはこの7人“しか”いないと言うのだ…。
恐るべし20歳。欧州中はおろか、世界中を翻弄する日も、そう遠くないのかもしれない。