J1リーグ第24節 浦和レッズ―セレッソ大阪
10月24日(土)|17:00 埼玉スタジアム2002
前節、大量得点で勝利した両チームが、それが実力であることを証明する試合となる。
浦和は、ホームで仙台に6-0で圧勝。得点不足が嘆かれていたが、FWが4得点を奪ったことで、今後の復調が期待されるものだった。
ただ、今節の相手となるC大阪との成績は、今季公式戦で2戦2敗。実は今季、川崎、FC東京に全敗と、浦和は上位チームに勝てていない。6-0の勝利を勢いにして、上位チームからの白星を奪ってみせる。
一方のC大阪は、前節、横浜Mから4得点を奪って大勝した。現在、2連勝中だ。9月中旬まで連敗を経験しなかったチームが2連敗を2度喫するなど、下降気味だったチームの調子にもう一度勢いをもたらすことができているようだ。
現在、川崎に次ぐ2位の座にあるが、3位FC東京とは勝点差が「1」。4位G大阪とはその差が「3」と迫っており、相手がどこであろうと勝点を積み重ねたい。
■浦和レッズ
9位 勝ち点37 11勝9敗4分 得点34、失点37、得失点差-3
【出場停止】宇賀神友弥
【直近5試合結果】
○H仙台 6-0
△A柏 1-1
○A鳥栖 1-0
●H名古屋 0-1
●HF東京 0-1
【通算対戦成績】
通算 48試合・18勝10分20負
ホーム 23試合・ 8勝 5分10負
アウェイ 25試合・10勝 5分10負
【直近対戦成績】
2020年 9月 5日 J1第14節 A0●3
2020年 8月 5日 ルヴァン予選(2) A0●1
2019年 9月13日 J1第26節 H1●2
2019年 3月17日 J1第 4節 A2○1
2018年 9月 1日 J1第25節 H1●2
【今節のみどころ】
直近3試合で2勝1分と調子が上がってきている浦和。大槻毅監督の目指す方向性と個人能力のバランスが、かみあってきたことで生まれた結果だ。
仙台戦では、“いい守備からいい攻撃”を実践。前半だけで3回も、ボールをいい形で奪ってゴールを奪うなど、まさにその結果が出た。試合後、大槻毅監督は「自分たちが主体的にやり始め、見せたいものを見せられた。こうした試合を続けたい」と話すように、手応えが感じられる。
また、現在、右MFマルティノスが好調。それまでのドリブル一辺倒なプレースタイルばかりでなく、外から中、中から外と動き回りつつ、守備での貢献度も高くなった。
その証拠に現在4試合連続先発。途中出場を含めると9試合連続出場中と監督からの信頼を受けている。