多くのスペインメディアも、久保の退場を批判の対象とはしていない。むしろ、そのアシストとなったヒールパスに対して賛辞を贈るとともに、古巣相手に戦ったパレホのプレーを賞賛している。そのパレホは終了間際に負傷交代しており、エメリ監督は「内転筋に小さな伸びや筋肉の損傷があるかもしれない」と筋肉系の負傷であることを示唆した。
ビジャレアルはこれで勝ち点を「11」に伸ばし、首位・レアル・ソシエダードと同じ勝ち点の2位に浮上している。次節の相手であるカディスは、今節、レアル・マドリードを破った手強い相手。久保は出場停止のまま出られないのか、あるいは、イエローカードが取り消されて出場が適うのか。動向に注目したい。