遠藤保仁加入効果(2)磐田でも台頭!“久保建英世代”FW三木直土の「高き目線」【戸塚啓J2のミカタ】の画像
ジュビロ磐田・鈴木政一監督  写真/アフロ
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■磐田の決勝点はプロ1年目の19歳

 磐田対長崎戦で決勝弾を決めた磐田の三木直土は、プロ1年目の19歳である。U-18からトップチームに昇格した左利きのFWだ。

 出場4試合目でプロ初ゴールをマークした。

「数字だけを見たら早いかもしれないですけど、自分の感覚的には長かった」と言う。新型コロナウイルスの感染拡大による中断が明けた2節にリーグデビューを飾り、7月19日の第6節でプロ初先発を飾った。しかし、その後は試合に絡めない日々が続いただけに、「得点は素直に嬉しい。公式戦からホントに離れていたので、感覚をつかむためにも今日のゴールはカギになったかなと思います」と話すが、頭のなかには前半29分のシーンも浮かんでいる。ペナルティエリア内左から狙ったシュートが、ゴール右へ逸れていったものだ。

「自分はFWなので点を取りたいし、取れるポジションに入り込んでいるつもりなので、ああいうチャンスをしっかり決められるような選手になっていかないと、チームとしても上へ行けないと思う。そこを自分自身突き詰めて頑張っていきます」と、しっかりとした口調で話した。

 ここまで9ゴールでチーム得点王のルキアン、同8得点の小川航基、同5得点の中野誠也、さらには同3ゴールのルリーニャらによる2トップの競争に、19歳の三木が加わってきた。

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