Ｊ１リーグ第２２節 サンフレッチェ広島―川崎フロンターレ
１０月１４日（水）｜１９:００ エディオンスタジアム広島
前回対戦は１０月１３日だったから、１カ月ぶりの対戦となる。その間、両チームともそれぞれ懸命の歩みを続けてきた。
ホームの広島にとっては、リベンジの色合いが強い。何しろ、前述の第１６節での対戦では、５失点して敗れているのだ。だが、そこからここまでは３勝１分１敗。前節に負傷してしまったものの永井龍が１トップの争いを活性化するなど、チーム内競争が激しくなってきた。ここ２試合は、下位チーム相手とはいえ、ともに３得点。次は首位を相手に成長を示す時だ。
川崎もこの１カ月、楽に首位を快走してきたわけではない。湘南、仙台といった相手の抵抗に苦しみながら、１点差で勝ち切るしぶとさを見せてきているのだ。
日程はタイトだが、その分、濃密な時間が続く。その重さを、水曜日のナイトゲームにぶつける。
■サンフレッチェ広島
１１位 勝ち点３１ ９勝７敗４分 得点３３、失点２４、得失点差９
【出場停止】なし
【直近５試合結果】
○Ａ清水 ３－２
○Ｈ鳥栖 ３－０
●ＨＧ大阪 １－２
○Ａ大分 ２－０
△Ａ柏 １－１
【通算対戦成績】
通算 ４０試合・１０勝９分２１負
ホーム ２１試合・ ６勝６分 ８負
アウェイ １９試合・ ４勝３分１３負
【直近対戦成績】
２０２０年 ９月１３日 Ｊ１第１６節 Ａ１●５
２０１９年１１月 ２日 Ｊ１第３０節 Ａ１●２
２０１９年 ７月３１日 Ｊ１第１６節 Ｈ３○２
２０１８年 ８月１９日 Ｊ１第２３節 Ｈ１●２
２０１８年 ３月３１日 Ｊ１第 ５節 Ａ１○０
【今節のみどころ】
前回対戦ではベンチスタートだった選手に期待したい。
２０歳の東俊希は、ここ４試合連続で先発している。左右のウィングバックにシャドーと、さまざまなポジションで起用されていることは、彼のポテンシャルの証明だ。柏好文やハイネルといった年長者と堂々ポジション争いし、序列を確実に上げている。やはり信頼感を高めている茶島雄介とともに、ライン際で存分に暴れてもらいたい。
ベテランの林卓人は、前回対戦の５失点の敗退を最後までベンチで見守った。最後方からの声は、チームに安心感を与えるはずだ。
