■10月10日/J1第21節 川崎―仙台(等々力)
2度目の9連勝だ!
ルヴァンカップ準決勝の敗退という悔しすぎるG大阪戦からわずか中2日。リーグでは8連勝、勝ち点56で2位FC東京に勝ち点差12をつけて首位を独走する川崎が、ホームに仙台を迎えた。
接近する台風の影響で試合前からどしゃ降りで、ピッチコンディションは決して良くなかったが、川崎はいつものサッカーを披露。前半を守備的に戦って川崎を焦らそうとする仙台に対し、ドリブルとパスワークを駆使してワンサイドゲームを展開した。
そして41分、待望の先制点が生まれた。FW小林悠がMF三笘薫のスルーパスに反応。DFアピアタウィア久の背後に抜け出して仙台のGKと1対1になると、ヤクブの股下を通してゴールネットを揺らしたのだ。
スルーパスを受ける寸前、小林は仙台の2CBのちょうど間に位置し、「バックステップというか、どっちがつくのか分からないように動い」たという駆け引きに勝利しての、ストライカーらしい得点だ。