J1リーグ第21節 FC東京―ガンバ大阪
10月10日(土)|14:00 味の素スタジアム
どちらのチームも、イレギュラー日程による中2日での対戦だ。
FC東京は水曜日にルヴァンカップの準決勝を戦い、リーグ戦で首位を独走する川崎をアウェイで撃破。大きな結果と大きな自信を持って、ホームでの戦いに挑む。川崎を相手にした一発勝負を戦ったことで、精神面での疲労も当然考えられるだけに、メンバー選考はギリギリまで迷うはずだ。
一方のG大阪は、水曜日にアウェイで鳥栖と対戦した。渡邉千真がJ1通算100ゴールを達成するなど2ゴールを決めて勝利。中2日で、九州、東京と移動して挑む。
どちらも勝利を掴んで勢いを感じているだけに、上位に踏みとどまるためにも、ガチンコ勝利が期待できそうだ。
■FC東京
2位 勝ち点44 13勝5敗5分 得点37、失点27、得失点差10
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
○A川崎 2-0
○A湘南 1-0
○A浦和 1-0
●A鳥栖 0-3
○HC大阪 2-0
【通算対戦成績】
通算 42試合・17勝9分16負
ホーム 21試合・13勝5分 3負
アウェイ 21試合・ 4勝4分13負
【直近対戦成績】
2020年 8月29日 J1第13節 A3○1
2019年 9月 8日 ルヴァン準々決勝(2) H2○1
2019年 9月 4日 ルヴァン準々決勝(1) A0●1
2019年 7月 7日 J1第18節 H3○1
2019年 5月 4日 J1第10節 A0△0
【今節のみどころ】
ルヴァン準決勝という真剣勝負で、川崎を相手に完封勝ちしたのは大きな自信になったはず。問題は身体的・精神的な疲労だ。ここまで過密日程を戦い抜いてきたが、それとは違ったものとなっているはず。
一方でリーグ戦でも好調で、直近5試合で4勝。しかも、その4勝は完封勝ちだ。ガンバは直近4試合すべてで複数得点を挙げているだけに、まずは堅守を保ってから速攻を決める。
速攻を繰り出すうえで重要なのが3トップの構成だが、どれだけリカバリーできたかで決まりそう。また、当日の雨によるピッチの状況もあって、速攻にも制限が出そう。D・オリヴェイラはFC東京に加入以降、G大阪に相性が良く、出場した試合での得点率は80%。今節も得点を期待できそう。
同カードでのホーム戦は相性がよく、昨年は3-1、一昨年は3-2で勝利。今年8月のアウェイ戦でも3-1で勝利している。はたして、川崎を破ったように、G大阪を封じることができるか。