オランダ遠征中のサッカー日本代表。10月9日にカメルーン代表、10月13日にコートジボワール代表との親善試合を行うが、日本代表で10番を背負うリバプールの南野拓実がリモート取材に応じた。
“世界王者”のチームに移籍したアタッカーは、約1年ぶりとなる日本代表について何を思うのか。
―改めて代表への思いは。
「コロナの影響で、自分のチームでもいつもと違う環境の中で、練習とか試合の中で、こうやっていろんな人の協力で代表の試合ができることをうれしく思うし、感謝の気持ちをもって、結果にこだわっていやりたいです」
―リバプール移籍後初の代表となる。代表チームに還元できることは?
「移籍してから、高いレベルの選手たちと日々トレーニングからプレーしています。ただ、試合で結果を出してこそ、成長を実感できるので、今の時点では成長してるかわからないですけど、今回の2試合に出て、目に見える形で成長した部分を見せられればいいかと思います」
―10番をつける感想は?
「特に背番号にこだわりっていうのはなくて。うーん、もちろんその番号が日本代表を背負った選手たちがつけてきたのは理解してますけど、親善試合ですし、断る理由もないですし、プレッシャーを感じるということはいまのところないですね。いつもどおりプレーできればいいと思います」
―10番は2010年以来。ちょっと違うと思うところは?
「うーん、そうですね(5秒ほどの間)。自分が着けたくて、というよりは、チームが決めたことですし、そんなに、ほんとにそんなに番号に思い入れというのはないというか。でも、その番号がすごく重要な番号だった、というのはわかってますし、それをつけさせてもらうという嬉しい気持ちはありますけど、だからといって、うーん、それで注目されるのもわかってますけど、いつも以上にやらないといけないとか、責任感とかそういう気持ちではないですね。いつも通りに、という気持ちです」