その技巧にラ・リーガも心を奪われた⁉
現地からも日本からも注目を集めた、バルセロナービジャレアルの一戦。バルセロナの17歳、アンス・ファティが2ゴール1アシスト、退団騒動から一転してチームに残留したリオネル・メッシが1得点、MFコウチーニョの主審股抜きドリブルなど、バルセロナがその強さを改めて示した試合となった。
対するビジャレアルで最も輝いたのは、74分から途中出場した日本代表の久保建英だ。久保は、わずか20分足らずの出場時間の中で決定機を2度創るなど、そのクオリティの高さを披露。日本時間にすれば朝4時からの試合だったが、日本列島を大いに沸かせてくれた。
日本だけでなく、スペイン紙もこぞって高評価。久保先発への期待が高まっている。そしてその期待を高めているのは、ラ・リーガも同じだった。
この試合後、ラ・リーガの公式Twitterは、久保のプレーする写真を掲載して〈カンプノウで20分のマジックをしてくれました〉とバルセロナを相手に見せたプレーを絶賛。さらに、〈久保を先発させるべきだと思ったらRT〉と、久保の先発をあおるかのようなコメントまでしたのだ。