得点には結びつかなかったものの、この伊東の突破は相手選手3人に囲まれても果敢に挑んだもので、そのスピードと倒れないフィジカルはワールドクラス。まして、なかなか前に進むことができなかったゲンクの選手を鼓舞するプレーだった。

 その後の96分にも伊東は右サイドで突破を試みたが、マタンはイエローカードをもらうプレーで止めるしかなかった。先ほどの突破を警戒し、ファールでしか止められないと判断したのだ。

 試合は2-2で引き分けたが、伊東のコンディションは良好。次節、ワースランドベベレンで勝利を狙う。

  1. 1
  2. 2
  3. 3