■9月27日/ラ・リーガ第3節 アトレティコ・マドリードーグラナダ
バルセロナから移籍したFWルイス・スアレスが、早くも爆発だ!
71分から途中出場したスアレスは赤白のユニフォームに「9」という背番号で、アトレティコのホームであるワンダ・メトロポリターノに登場。わずか19分ほどの出場時間しか見込まれなかったが、それでも、このストライカーは得点に対してどん欲だった。
85分、MFジョレンテが右サイドから上げたクロスを、スアレスがファーで待ち構える。グラナダのMFアゼーズがいたものの、その背後でジャンプすると、相手GKの位置を見て遠いところにヘディングシュート。強さではなく軌道を意識したボールは、相手GKをあざ笑うかのようにゴールに吸い込まれ、スアレスはアトレティコ移籍後初ゴールを決めたみせた。
これで終わらないのが、さすがバルセロナで圧倒的な実績を残したストライカー。後半アディッショナルタイムの93分には、FWヴィトロとのワンツーからペナルティエリアに侵入。ヴィトロからの落としをダイレクトで放ったシュートはゴールポストに弾かれるも、返ってきたところを再び押し込んで、2得点目を挙げたのだ。
バルセロナから放出される形での移籍となったが、その得点力は健在。センターフォワード探しに動いているとされる古巣だが、ライバルチームでのこの活躍を見て、後悔しているのでは?