この試合、家長は他にもアイデアあふれるパスを出し、そのフィジカルを生かしてボールを鬼キープするなど、存在感はすさまじかった。FW旗手怜央、FW三笘薫など若手が躍動する川崎だが、34歳のベテランのさすがのプレーを見せつけた。

 家長は2018年にJリーグ・最優秀選手賞を受賞しているが、今年は2回目の受賞を推す声も上がるほど、プレーはキレにキレている。史上最高の強さとの呼び声高い今季の川崎。今後も各チームが対策をしてくるが、どんな守備網もこじ開けてくれるだろう。

  1. 1
  2. 2
  3. 3