J1リーグ第15節 サンフレッチェ広島―清水エスパルス
9月9日(水)|19:00 エディオンスタジアム広島
ここ5試合勝利がない清水と、前節で5試合ぶりに勝利した広島。苦しい夏を過去の話にして、実りの秋を迎えたい同士の対戦となる。
広島は前節、的確な位置取りなど組織的な守備を崩さないとともに、攻撃の効率の良さで2点を奪った。全員がハードワークを続け、良い内容を結果に直結させた。
一方の清水は、攻撃的な姿勢を継続し、惜しいシーンもつくったものの柏に敗れてしまった。ただし、強みのセットプレーでの得点、クロスバーを叩くシュートなど、最後まで勝利を目指す姿勢を強く打ち出した。
ともに、自分たちのスタイルにブレはない。ただし、プロには結果が必要だ。夏の苦労を肥やしに変えるのは、どちらになるだろうか。
■サンフレッチェ広島
11位 勝ち点18 5勝5敗3分 得点18、失点13、得失点差5
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
○A札幌 2-0
△H仙台 1-1
●A横浜M 1-3
△HF東京 3-3
●A浦和 0-1
【通算対戦成績】
通算 59試合・22勝10分27負
ホーム 29試合・13勝 6分10負
アウェイ 30試合・ 9勝 4分17負
【直近対戦成績】
2019年10月19日 J1第29節 A2○1
2019年 2月23日 J1第 1節 H1△1
2018年10月20日 J1第30節 A0●2
2018年 5月 2日 J1第12節 H2○0
2017年 9月23日 J1第27節 A3○1
【今節のみどころ】
ケガ人もなく、前節には勝利も取り戻した。この状況でどうチーム全体を好調と成長の波に乗せていくか、城福浩監督の采配に注目が集まる。
藤井智也は前節メンバーから外れたが、東俊希とともに交代出場を続けていた。この若い2人がそろって先発したのが、8月1日のJ1第8節、J2から上がってきたばかりの横浜FC戦。調子の上がらない清水相手に、城福監督が成長のチャンスを与える可能性はある。特に左サイドでは、柏好文が負傷から復帰後、出ずっぱりとなっているのだ。清水にサイドからの失点が目立つことも、指揮官の判断を後押しするかもしれない。
不動の3バックを中心に、守備には安定感がある。若い選手たちを下支えしてくれることだろう。