J1リーグ第15節 セレッソ大阪―北海道コンサドーレ札幌
9月9日(水)|19:30 ヤンマースタジアム長居
この試合は、両チームにとってメモリアルゲームとなり得る。その一戦を勝利で飾るのは、どちらになるだろうか。
C大阪はあと1ゴール挙げることで、J1での通算得点が1000ゴールに到達する。C大阪は今季ここまでのリーグ戦14試合で、無得点試合は3度しかない。クラブの歴史に残るゴールを挙げるのは、誰になるだろうか。
一方の札幌では、個人記録に焦点が当たる。この試合に出るとJ1での出場が、菅野孝憲は通算250試合、荒野拓馬とキム・ミンテは100試合に到達するのだ。
8月の成績を見ると、C大阪は無敗で乗り切ったが、札幌は未勝利に終わってしまった。シーズン折り返し点も近づき、後半戦に向けてのきっかけをつかむのは……?
■セレッソ大阪
2位 勝ち点30 9勝2敗3分 得点21、失点13、得失点差8
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】永石、山内、豊川、デサバト、B・メンデス
【直近5試合結果】
○H浦和 3-0
●H柏 0-3
○A横浜C 2-1
○H仙台 2-1
●A川崎 2-5
【通算対戦成績】
通算 25試合・11勝5分9負
ホーム 12試合・ 6勝2分4負
アウェイ 13試合・ 5勝3分5負
【直近対戦成績】
2019年10月18日 J1第29節 A1○0
2019年 4月13日 J1第 7節 H0●1
2018年 8月11日 J1第21節 A1△1
2018年 3月 2日 J1第 2節 H3△3
2017年 8月 5日 J1第20節 H3○1
【今節のみどころ】
ここ数試合、変化が起きている。固定されてきた先発メンバーが、少しずつ変わってきているのだ。レアンドロ・デサバトとブルーノ・メンデスは負傷という残念な理由で外れたが、左サイドバックの片山瑛一、負傷から復帰した都倉賢と、調子を上げて出場する選手たちが出てきた。それでいて3連勝と、チームに揺らぎはみられない。
都倉は先発起用された前節、豪快ヘッドで一発回答してみせた。こちらも負傷から戻った木本恭生は本来のポジションではない中盤でも奮闘と、チームを助ける働きをする選手の出現が続く。チーム内競争の熱の高まりを、シーズンここからの後押しに変えていきたい。