J1リーグ第29節 横浜F・マリノス―北海道コンサドーレ札幌
8月26日(水)|19:30 日産スタジアム
ちょうど1カ月前となる7月26日の今季初の対戦では、札幌がホームで昨季王者を見事に破った。札幌がその再現を成し遂げるか、横浜FMがリベンジを果たすのか。
札幌の横浜FM攻略の鍵は、マンツーマンでのディフェンスだった。この白星で味をしめた札幌はその後、パスサッカーをするチームには同じ戦術で対応するようになった。ただし、川崎Fに大敗するなど、必ずしも奏功しているわけではない。
横浜FMとしても、前回と同じ轍を踏まぬよう、対策を打ってくることだろう。もちろん札幌もそうなることは十分承知しているはずで、新たな秘策を練ってくるのか…。
ちょうど1週間後の9月2日には、ルヴァンカップの準々決勝でまたも対戦する。つまり、前回も含めると5週間で3度対戦することになるのだ。そのゲームもにらみつつ、この第2ラウンドで手の読み合いを重ねることになる。
■横浜F・マリノス
8位 勝ち点17 5勝5敗2分 得点21、失点20、得失点差1
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
○H広島 3-1
○A清水 4-3
●A大分 0-1
△H柏 1-1
○A仙台 1―0
【通算対戦成績】
通算 22試合・15勝2分5負
ホーム 11試合・ 8勝1分2負
アウェイ 11試合・ 7勝1分3負
【直近対戦成績】
2020年 7月26日 J1第 7節 A1●3
2019年11月 9日 J1第31節 H4○2
2019年 5月 8日 ルヴァン予選(5) A4○0
2019年 4月20日 J1第 8節 A0●3
2019年 3月 6日 ルヴァン予選(1) H1△1
【今節のみどころ】
新加入の前田大然とジュニオール・サントスがすぐさま起用されるようになって、もう3試合になる。3戦連続で先発した前田は、そろそろ休みが必要かもしれない。一方、2戦3発とCFの序列で先頭に躍り出たジュニオール・サントスは、きつい連戦ながら、もうひと踏ん張りしてほしいところか。
一方、メンバー外が続いていた選手たちが戻ってきてもいい頃だ。天野純は、前回の札幌戦で先制点を挙げている。相手の粘り強い守備を引きはがす推進力は、チームの助けになるはずだ。
前節、高野遼は途中出場で普段のサイドバックではなくウィングに入り、良いプレーを見せていた。ティーラトンを休ませるためにも、ここで勢いに乗って存在感を高めておきたいところだ。