J1リーグ第12節 横浜F・マリノス―サンフレッチェ広島
8月23日(日)|19:00 日産スタジアム
前節、横浜FMは清水から4ゴールを奪い、広島はFC東京から3得点を挙げた。またも多くのゲームが生まれる一戦になるのだろうか。
横浜FMの攻撃志向は知られているが、今季の失点はリーグワースト4位の「19」を数える。前節も勝利したからいいものの、3失点はいただけない。だが、その傾向はなかなか消えない。
広島も前節、自分たちと同じく堅守のFC東京と3-3という打ち合いを演じた。最後まで諦めずに終了間際に追いついた点は見事だが、自分たちのイメージしたサッカーであるとは言い難いだろう。
ここ2シーズンの対戦では、4試合中3試合で一方のチームが3得点以上を挙げている。真夏の熱に浮かされたような前節に続き、またもゴールが乱れ飛ぶ一戦になるかもしれない。
■横浜F・マリノス
9位 勝ち点14 4勝5敗2分 得点18、失点19、得失点差-1
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
○A清水 4-3
●A大分 0-1
△H柏 1-1
○A仙台 1―0
●A札幌 1-3
【通算対戦成績】
通算 67試合・38勝8分21負
ホーム 35試合・22勝4分 9負
アウェイ 32試合・16勝4分12負
【直近対戦成績】
2019年 9月26日 J1第26節 H3○0
2019年 5月 3日 J1第10節 A1○0
2018年 8月 1日 J1第19節 H1●4
2018年 4月11日 J1第 7節 A1●3
2017年 9月20日 天皇杯4回戦 H3○2
【今節のみどころ】
前節には仲川輝人も實藤友紀も先発でピッチに立ち、負傷者リストからその名を消した。補強した選手もすぐさま出番を得ており、第2のスタートを切ろうとしているところだ。
早速の先発に2得点で応えたジュニオール・サントスは、今節も起用したいところだろう。仲川、前田大然との連係が深まっていけば、チーム浮上の大きなきっかけになり得る。
不安があるのは、やはり失点が止まらない守備陣か。また短いスパンで試合が続くことも考えれば、CBコンビの入れ替えも十分にあり得る。
不安を消すためにも、欲しいのは今季初の連勝だ。