J1リーグ第12節 FC東京―湘南ベルマーレ
8月23日(日)|19:00 味の素スタジアム
今、両チームには「やり切る」戦いぶりが求められている。
6位につけているFC東京だが、この1カ月間のリーグ6試合で、勝利は1試合のみ。うち4試合は引き分けと、勝ち切れずに歯がゆい展開が続いている。相手の湘南は最下位だが、ここ1カ月の間のリーグ戦白星の数は同じ1勝のみと、変わりないのだ。
FC東京は前節、終了間際の失点で勝利をつかみ損ねた。湘南もアディショナルタイムまで粘ったが、最後の最後に失点して連敗を抜け出せず。しかもその失点はCKからのオウンゴールと、落胆がさらに増すものだった。
どこか似たような「やり切れない」同士の対戦。最後に笑うのは、果たしてどちらか。
■FC東京
6位 勝ち点19 5勝2敗4分 得点18、失点15、得失点差3
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】田川、東
【直近5試合結果】
△A広島 3-3
○H名古屋 1-0
△AC大阪 0-0
●H鳥栖 2-3
△A鹿島 2-2
【通算対戦成績】
通算 15試合・9勝4分2負
ホーム 7試合・4勝2分1負
アウェイ 8試合・5勝2分1負
【直近対戦成績】
2019年11月23日 J1第32節 H1△1
2019年 3月 2日 J1第 2節 A3○2
2018年 8月26日 J1第24節 A0△0
2018年 3月18日 J1第 4節 H1○0
2016年 9月10日 J1 2nd第11節 H3○0
【今節のみどころ】
中3日の連戦で勝ち点4。12日のルヴァンカップがなかった分、少し余裕を持って連戦に入れたが、ACL出場に伴う日程のために中2日で鹿島戦が待つ。メンバー編成が難しいところだ。
最下位相手ということで、少しでも選手を休ませたいところかもしれないが、スーパーサブ的に働けるのは、現状でアダイウトンだけ。早めに試合の行方を決めて、前線や中盤を交代させていくのが得策か。
前節の3失点のうち、シーズン途中に抜擢されたGK波多野豪の動きにも疑問符がつくプレーがあった。チームに喝を入れるためにも、林彰洋の先発返り咲きもあるかもしれない。