J1リーグ第10節 浦和レッズ―サンフレッチェ広島
8月15日(土)|19:00 埼玉スタジアム2002
浦和も広島も、“激動”を経ての1戦となる。
浦和は、前節・名古屋戦で2-6の大敗。広島は、8月12日のルヴァンカップグループリーグが急遽、中止になった。
大槻毅監督が「広島戦に焦点をあて、リバウンドメンタリティーじゃないが、強い意志を見せたい」と語気を強めれば、城福浩監督は「(中止になった)この悔しさを次の試合で発揮してほしい」と発破をかけた。
浦和にとって明るいニュースは、腰の打撲で離脱中のFW興梠慎三が14日の非公開練習でゲーム形式のトレーニングを実施したこと。ベンチ入りの可能性が出てきている。
広島にとっては、2試合連続で無失点勝利といい流れが続いている。
「大敗」と「中止」に見舞われた2チームは、今節、どのような戦いを見せるのか。
■浦和レッズ
7位 勝ち点14 4勝3敗2分 得点11、失点16、得失点差-5
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
●A名古屋 2-6
●AC大阪 0-1
△H清水 1-1
○A横浜FC 2-0
●H柏 0-4
【通算対戦成績】
通算 66試合・35勝10分21負
ホーム 32試合・20勝 2分10負
アウェイ 34試合・15勝 8分11負
【直近対戦成績】
2019年10月29日 J1第31節 A1△1
2019年 5月26日 J1第13節 H0●4
2018年 7月28日 J1第18節 A4○1
2018年 5月16日 ルヴァン予選(6) H1○0
2018年 4月 4日 ルヴァン予選(3) A0△0
【今節のみどころ】
前節・名古屋に6-2で惨敗した浦和。今週はルヴァンカップグループステージがなかったため、2日間の休息が設けられ、さらに戦術確認の時間を作ることができた。
メディアに公開された12日(水)のトレーニングでは、ミニゲームを通してサイドを起点にした崩しを繰り返し確認。攻撃3人対守備3人+GKのミニゲームで、スペースの使い方を意識づけして行われた。このミニゲームに続く11対11の紅白戦(3本合計約20分)では、ポジションのユニットを入れ替えながら、コンディションと組み合わせの確認を行った。
この練習で期待を抱かせたのはFW武藤雄樹だ。紅白戦1本目で2トップを組んだFWレオナルドとのワンツーからゴールを決め、好調をアピール。
前節・名古屋では後半開始から登場し前線での献身的な動きでチームを活性化させただけに、今節もチームの勢いを加速させ、さらに、いまだ「0」の得点数も打破する。