Ｊ１リーグ第１０節 北海道コンサドーレ札幌―川崎フロンターレ
８月１５日（土）｜１４:００ 札幌ドーム
札幌はホームでの試合から、真夏の連戦の再スタートを切る。前回のホームゲームでは、ＦＣ東京、横浜ＦＭ、神戸と強敵が続いたが、１勝１分１敗と悪くない結果だった。敗れた神戸戦も、２－３と肉薄した。
その３試合のベースとなったのが、マンツーマンでのディフェンスだ。少しずつアレンジは加えられているが、今節の川崎Ｆ戦でも同じ対策が講じられる可能性は高い。
川崎Ｆは現在リーグ戦８連勝中と勢いが止まらず、２位Ｇ大阪に勝ち点６差をつけているが、まだまだスピードが落ちる気配がない。札幌がここで大物食い、または引き分けるだけでも、今後のリーグの行方に変化を生むかもしれないのだが…。
■北海道コンサドーレ札幌
９位 勝ち点１２ ３勝３敗３分 得点１５、失点１５、得失点差０
【出場停止】田中
【出場微妙・故障者】福森、石川
【直近５試合結果】
●Ａ清水 １－３
○Ｈ広島 ２－１
●Ｈ神戸 ２－３
◯Ｈ横浜ＦＭ ３－１
△ＨＦ東京 １－１
【通算対戦成績】
通算 ２６試合・１勝５分２０負
ホーム １４試合・１勝４分 ９負
アウェイ １２試合・０勝１分１１負
【直近対戦成績】
２０１９年１２月 ７日 Ｊ１第３４節 Ｈ１●２
２０１９年１０月２６日 ルヴァン決勝 Ｈ３●３ ＰＫ４－５
２０１９年 ６月１４日 Ｊ１第１５節 Ａ１△１
２０１８年 ９月１５日 Ｊ１第２６節 Ａ０●７
２０１８年 ７月１８日 Ｊ１第１６節 Ｈ１●２
【今節のみどころ】
パスサッカーの川崎Ｆ相手にマンツーマンでの守備を用いるのなら、荒野拓馬を前線に配置した神戸戦のように、布陣をいじる可能性はある。だが、勝つには得点を取らねばならず、復帰した前節にＦＫながら即ゴールを決めた働きを考えても、鈴木武蔵は１トップに据えたいところか。ベルギー移籍に向けて交渉も進んでおり、気持ちも乗っていることだろう。
どんな対戦相手も崩していく川崎Ｆのパスサッカーには、むしろ中盤での粘り強い対応が必要だ。田中は出場停止となるが、ベンチから交代で飛び出す選手、さらに選手の配置変更でやり繰りし、粘り強く対抗したいところだ。
