J1リーグ第8節 浦和レッズ―清水エスパルス
8月1日(土)|19:00 埼玉スタジアム2002
前節、勝利した両チーム。互いに目指すのは連勝だ。直近3シーズンの対戦成績は4勝2分で浦和と圧倒的有利。しかし、あくまでもここまでのデータに過ぎない。
目下、両チームともに新しいシステムにチャレンジしている途中にある。
個人能力の高さと層の厚さで勝ちを拾った浦和と、結果がなかなか出ていないながらも若手を抜擢すると同時に攻撃的な戦術の浸透を図る清水。
それぞれのアプローチの違いが試合でどのようにかみ合うか。点の取り合いの予感が漂う。
■浦和レッズ
6位 勝ち点13 4勝2敗1分 得点8、失点9、得失点差―1
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
◯A横浜FC 2-0
●H柏 0-4
●AFC東京 0-2
◯H鹿島 1-0
◯A仙台 2-1
【通算対戦成績】
通算 67試合・29勝 8分30負
ホーム 33試合・16勝 5分12負
アウェイ 34試合・13勝 3分18負
【直近対戦成績】
2019年10月 6日 J1第28節H2◯1
2019年 4月28日 J1第 9節A2◯0
2018年 8月19日 J1第23節A3△3
2018年 4月15日 J1第 8節H2◯1
2017年 8月27日 J1第24節A2◯1
【今節のみどころ】
3シーズン負けなしの浦和だが、浦和に加入後、清水に12戦10発の“清水キラー”FW興梠慎三が前節・横浜FC戦で負傷交代。29日(水)の公開練習では別メニュー調整と、清水戦出場は微妙な状況となった。
FW興梠に代わって先発が予想されるのはFW杉本健勇。中断明け後、杉本は6試合すべてで出場しているが、いまだノーゴール。しかし、前線からの献身的な守備が高く評価されている。
チームのアクセントにはなっているが、やはりそこは生粋のストライカー。本能は抑えきれない。
29日(木)に行われたZoom会見で杉本は、「僕は周りを生かし、生かされるタイプ。でも、それだけじゃダメ。結果を残したい」とゴールへの渇望を語った。
杉本の攻守における奮戦がカギとなる。
また右足の付け根の痛みで離れていたDFトーマス・デンが合流。清水戦先発もありそうだ。
浦和が注意すべきはサイド攻撃の対応、中盤でのイージーなミス、セットプレーの3つ。これまでの懸案事項を克服したい。