J1リーグ第7節 清水エスパルス―大分トリニータ
7月26日(日)|18:00 IAIスタジアム日本平
いまだに勝利がない清水と、連敗を喫した大分の対戦だ。浮上のきっかけを探り合う対戦となる。
内容は悪くないと言われながら、勝ち切れないのがここまでの清水だ。理由ははっきりしている。複数得点がないからだ。今季リーグ戦で、無得点に終わったのはC大阪戦のみだが、1試合1点しか奪えていないのだ。
大分も似たような状況にある。リーグ戦再開後の連勝の際は、2試合ともに2得点を挙げていた。その後の3試合では1-1、1-2、0-3と、徐々にスコアも落としている。
清水は後半の方が失点が多く、大分は前半に得点を許すことが多い。試合の流れをうまく引き寄せ、かみ合わせられるのは、果たしてどちらのチームになるのか。
■清水エスパルス
18位 勝ち点1 0勝1分5敗 得点5、失点13、得失点差―8
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】ネト・ヴォルピ、石毛
【直近5試合結果】
△A鳥栖 1-1
●A神戸 1-3
●HG大阪 1-2
●AC大阪 0-2
●H名古屋 1-2
【通算対戦成績】
通算 21試合・ 8勝 6分 7負
ホーム 10試合・ 5勝 2分 3負
アウェイ 11試合・ 3勝 4分 4負
【直近対戦成績】
2019年11月23日 J1第32節 H1△1
2019年 5月18日 J1第12節 A1△1
2016年 9月22日 天皇杯3回戦 A1◯0
2013年 8月31日 J1第24節 A3◯2
2013年 7月13日 J1第16節 H3◯1
【今節のみどころ】
コンディションを上げてきたブラジル人選手を積極起用するなど、ここまでの采配を見るに、クラモフスキー監督はあくまで「前進」を選択するようだ。
一方で、前線にはティーラシンに2試合連続で先発のチャンスを与えたものの、結果に結びついていない。再び後藤にCFを任せるなど、見直しの必要性はあるだろう。
攻撃志向は変わらないだろうが、後ろの安定感も高めていきたいところ。中盤のヘナト・アウグストらも含め、ハードワークで今季初の無失点試合も狙いたい。