J1リーグ第6節 横浜F・マリノス―横浜FC
7月22日(水)|19:00日産スタジアム
2007年シーズン以来となる、J1での横浜ダービーの開催だ。ファンなど多くの人を巻き込んで、熱を高める一戦となる。
当時は互いに1勝ずつを手に入れた。第2節の対戦で先勝したのは横浜FCだったが、その意趣返しとばかりに8月の再戦では横浜FMが8-1と叩きのめした。
互いに、シーズン再開後は複数失点する試合が多い。失点数は、ともに2ケタ。昨季王者と昇格組の対戦ながら、実は順位も近しい同士の激突となる。両チームにとって、上昇のきっかけを探る試合にもなりそうだ。
■横浜F・マリノス
14位 勝ち点4 1勝1分3敗 得点7、失点11、得失点差―4
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】朴、實藤、エリキ、T・マルチンス
【直近5試合結果】
●A鹿島 2-4
●HFC東京 1-3
◯H湘南 3-2
△A浦和 0-0
●HG大阪 1-2
【リーグ戦通算対戦成績】
通算 2試合・ 1勝0分1敗
ホーム 1試合・ 1勝0分0敗
アウェイ 1試合・ 0勝0分1敗
【直近対戦成績】
2019年 8月14日 天皇杯3回戦 H2◯1
2018年 7月11日 天皇杯3回戦 H2◯1
2012年10月19日 天皇杯3回戦 H2◯1
2007年 8月11日 J1第19節 H8◯1
2007年 3月10日 J1第 2節 A0●1
【今節のみどころ】
前節は高い最終ラインの裏を効果的に狙う鹿島に、大量4失点を献上して敗れた。弱みを突かれた格好だが、ポステコグルー監督は自分たちのサッカーの追求をやめることはないだろう。
あくまで求めるのは攻撃的なサッカーで、そのスタイルの継続がこの対戦でも横浜FMを優位に立たせることになる。相手のウィングバックには仕事をさせたくないところで、仲川らが対面の選手を押し込めるような展開が望ましい。
そうした展開で大事なのは、クロスやシュートなど、プレーを「やり切る」ことだ。中途半端なプレーでは、一気に裏を突かれることとなる。俊足のT・マルチンスのコンディションも不十分で守備陣に不安定さが見えるだけに、チーム全体の「押し切る」プレーで横浜FCを退けたいところだ。