J1リーグ第4節 横浜F・マリノス―FC東京
7月12日(日)|19:30|日産スタジアム
優勝を懸けて直接対決した、昨季最終節の再現となる。だが今回、両チームが置かれている状況には大きな違いが出ている。
ひとまず中3日の連戦に一区切りつく試合に、横浜FMは気分よく臨めることだろう。前節は控え選手の活躍で、湘南に2-3と逆転勝利を収めた。交代選手のこうした働きは、特に連戦ではチーム全体の意気を上げる。
一方の東京は、リーグ戦初黒星ながら、前半だけで4失点と負け方がよくなかった。長谷川監督が、どういう立て直しを図るかが見ものだ。
前回対戦では、横浜FMが完勝してJ1タイトルを手に入れた。今回は、果たして…?
■横浜F・マリノス
11位 勝ち点4 1勝1分け1敗 得点4、失点4、得失点差0
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】朴、實藤
◯H湘南 3-2
△A浦和 0-0
●HG大阪 1-2
●スH神戸 3-3 PK2-3
◯HFC東京 3-0
【通算対戦成績】
通算 38試合・13勝 8分17敗
ホーム 19試合・ 9勝 2分 8敗
アウェイ 19試合・ 4勝 6分 9敗
【直近対戦成績】
2019年12月 7日 J1第34節 H3◯0
2019年 6月29日 J1第17節 A2●4
2018年11月 3日 J1第31節 H0●1
2018年 7月22日 J1第17節 A2●5
2018年 4月18日 ルヴァン予選(4) A2△2
【今節のみどころ】
ポステコグルー監督は、大胆に先発の顔ぶれを変えてくる。今節でも、どんな抜擢があるか、ファンにとっては楽しみなところだ。
前節の湘南戦では、序盤からボールを保持しながらも、なかなか決定機をつくり出せなかった。前線の選手も、あまり目立った働きができなかった。
となれば、そのポジションに変更があってもおかしくない。湘南戦で交代出場したオナイウは、ワンチャンスを逃さずに決勝点をマークした。フレッシュかつ、ストライカーにとって最も調子を上げる効果があるゴールを挙げた直後で、カップ戦とリーグ戦の開幕戦に続き、中断期間明け初の先発を飾ってもおかしくないだろう。
前節の勢いに乗り、今は力強く前進すべきタイミングだ。