■ 15億vs1500億! アーセナルとの「圧倒的すぎる経営規模の差」
ただ、その間の「リーグ2」での成績は13戦して3勝5分5敗、勝ち点14で24チーム中18位。決して「良い」とは言えない。しかしアーセナルとのカラバオカップ4回戦がクラブ史上最も大きな試合であることには間違いはない。火曜日夜8時キックオフという試合だったが、入場券は発売とともにあっという間に売り切れた。
フリートウッド・タウンは長く「ノンリーグ」(4部までのフットボールリーグの下のリーグ)に属するクラブであり、2014年から10シーズンはクラブ最高位の「リーグ1」でプレーしたが、ノンリーグ時代からクラブをけん引してきたアンディ・ピリー前会長が自分自身の事業の詐欺罪での有罪判決を受けて2023年から服役していることでチームも下降線をたどり、現在はリーグ2でも下位の地位に甘んじている。
一方のアーセナルはプレミアリーグを代表するクラブのひとつである。イングランドのトップリーグとカップ(FAカップ)をともに14回制覇し、直前の2025/26シーズンにはプレミアリーグで4回目の優勝、UEFAチャンピオンズリーグでも決勝に進出し、前年優勝のパリ・サンジェルマンと1-1の引き分け、PK戦でわずかに優勝を逃している。世界各国の経営規模を発表している「デロイト」の最新レポートによれば、2025年の総収益は8億2170万ユーロ(約1480億円)だった。
一方、同じ年のフリートウッド・タウンの2025年の収益はわずか730万ポンド(約15億円)。日本のJ2リーグにも及ばない(J2リーグの2025年の年間収益は平均23億3400万円)。アーセナルと比較すると、フリートウッド・タウンの経営規模はわずか「100分の1」(!)なのである。


































