【26/27J2「第14節」ジュビロ磐田vsサガン鳥栖「徹底分析」】前半シュート1本の磐田、決定的なシーンを作り出すことができなかったチームの“課題”【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
ジュビロ磐田を率いる秋葉忠宏監督 撮影/中地拓也

■磐田は9試合連続で複数得点がなく…

【J2リーグ第14節 10月31日 14時00分キックオフ 磐田 2-0 鳥栖 ヤマハスタジアム】

 苦しむJ1昇格候補が、納得感のある勝利をつかんだ。

 26/27明治安田J2リーグ第14節が10月31日に行なわれ、ここまで14位のジュビロ磐田は10位のサガン鳥栖とホームで対戦した。両チームの勝点差はわずかに「1」で、この試合の結果次第で順位は入れ替わる。

 秋葉忠宏監督(51歳)が指揮する磐田は、ここまで4勝4分5敗と黒星が先行している。ここ4試合は負けなしだが、直近3試合はすべて引分けだ。

 4節を最後に9試合連続で複数得点がなく、クリーンシートは3試合にとどまる。攻撃と守備が嚙み合ったゲームを見せることができていない。しかもこの日は、MF乾貴士(38歳)が前節の退場処分で出場停止である。

 12節の大分トリニータ戦からは、システムを変更している。4バックから3バックへ切り替えた。ケガ人が多いことが主因である。

 複数のシステムに対応できる選手が揃っているのは、J1昇格候補ならではの選手層と言っていいだろう。一方で、システムの最適解を見つけられていない、との言いかたもできる。

 前線終了時点までのスタッツを見ると、平均ボール支配率でリーグ4位タイに食い込むものの、チャンスクリエイト総数は8位、シュート総数は10位、クロス総数は13位となっている。総得点はリーグ14位タイの「14」だ。自分たちでボールを動かすことはできているものの、相手ゴールに迫り切れていない状況が浮かび上がる。

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