■シーズン全体の3分の1を終えて
シーズン全体のほぼ3分の1にあたる13節を終えて、首位は勝点27の仙台、2位は勝点26の新潟、3位は勝点22のカターレ富山となっている。4位以下は勝点22の横浜FC、勝点22の湘南ベルマーレ、勝点21のRB大宮アルディージャが続く。ここまでがJ1昇格プレーオフ出場圏だ。
6位のRB大宮の後方からは、勝点20で7位のテゲバジャーロ宮崎、勝点19で8位の大分トリニータが僅差で追いかけている。9位のいわきFC、10位のサガン鳥栖、11位の徳島ヴォルティス、12位の北海道コンサドーレ札幌の4チームは、勝点17で並んでいる。札幌は3連勝と盛り返してきた。
25年シーズンの第13節終了時点の順位を振り返ると、ジェフユナイテッド千葉が勝点32で首位、ベガルタ仙台が勝点25で2位だった。しかし、この両チームは自動昇格を逃している。1位でフィニッシュしたのは、13節終了時点は勝点20で7位の水戸ホーリーホックである。2位に食い込んだのは、勝点17で10位のⅤ・ファーレン長崎だ。
25年のシーズンでは、13節終了時点で4位のFC今治が、最終的に11位まで後退した。6位の大分トリニータも、J3降格圏手前の16位まで順位を下げている。
24年シーズンの13節終了時点はどうか。
清水エスパルスが勝点31で首位に立ち、長崎が勝点28で2位につけていた。清水はそのままJ2優勝でのJ1昇格を勝ち取った。2位でフィニッシュしたのは、横浜FCである。13節終了時点は長崎と勝点4差の3位だったが、最終的に勝点1差で長崎をかわしたのだった。
J1へ昇格するチームが、シーズン中に突如として強くなることはない。J3へ降格してしまうチームが、シーズン中にいきなり弱くなることもない。その意味で、3分の1を終えた現時点の順位が、未来を予測するものであると言うことはできる。
同時に、今シーズンは過去数シーズンにも増して混戦の色合いが強い。不確定要素を多くはらんでいるのも事実だ。
24年に2位でフィニッシュした横浜FCは、16節から23節まで8連勝を飾った。25年のJ2を制した水戸は、13節から20節まで8連勝し、一気にJ1昇格戦線へ躍り出た。シーズンの3分の1を終えたここからの加速力が、各チームの命運を分けるのは間違いない。









