【明治安田J1リーグ第10節 柏レイソルvs名古屋グランパス 2026年10月17日(土)19:03キックオフ 三協フロンテア柏スタジアム】撮影/原壮史(Sony α1使用)
■ゴラッソ競演となった前半
柏のリカルド・ロドリゲス監督と名古屋のミハイロ・ペトロヴィッチ監督というサッカーの美しさを追い求めてチームを作り上げている両指揮官の対戦は、ミッションを完遂した名古屋に軍配が上がった。
先手を取ったのは名古屋だった。キックオフからしばらくの間、GKシュミット・ダニエルにボールを戻しながら相手の立ち位置を確認して状況を整理。攻撃に出てすぐに先制点を奪った。
ビハインドを背負った柏はアクシデントに見舞われた。先制点の場面でGK若原智哉が交錯し、プレー続行不可能となった。2戦連続の脳震盪疑いによる交代というデリケートな事象だけに両サポーターは静かに見守った。
試合が再開すると、柏が反撃。マンツーマンの名古屋に対し、個による打開に攻略の糸口を求めた。23分、藤尾翔太の見事な単独突破から遠藤渓太がアウトにかけた豪快なミドル弾を決めて同点にしてみせた。
互いに相手の戦い方を理解し、真っ向から自分たちのスタイルをぶつけ合う展開となり、徐々に名古屋がペースを引き寄せる。サイズの差を活かして局所で優位に立ちながら全体での高強度を保ち、柏の高いボール支配力という持ち味を消した。
前半36分には木村勇大が左斜めの難しい位置から抜群のコントロールショットを決めて勝ち越しに成功。名古屋が1-2とリードしてハーフタイムを迎えた。

































