■高強度のオールコートマンツーマン
後半に入っても名古屋のオールコートマンツーマンが相性の良さを発揮する。
そして前がかりになりつつある柏に対して後半34分、名古屋が追加点を奪う。途中出場した甲田英將が鮮やかなドリブル突破からラストパス。同じく途中出場の山岸祐也がゴールネットを揺らして勝利を大きく引き寄せた。
2点差とされた柏は、細谷真大や久保藤次郎が積極的かつ強引に相手と入れ替わり、同点ゴールの場面のようにマンツーマンのチームに対する戦い方の手本となる形を作ったが、名古屋は精力的に動いて守備を破らせない。仕掛けの場面で入れ替わられても、名古屋はボールホルダー以外の動き出しにもマンツーマンでしっかり対応し、危険な位置でもしっかりボールを奪って反撃をシャットアウトした。
首位に立っていた柏を内容で上回り、美学のぶつかり合いを制したペトロヴィッチ監督は、試合後の会見で饒舌に語った。
「(ボール保持で圧倒するスタイルの柏に対して)多くのチームはカウンターを狙おうとするが、私はそれが正しいとは思っていない。質の高い選手に時間を与えれば、良いコンビネーションやシュートが生まれる。だから、時間を与えないことが大事だ」
名古屋が示した柏の攻略法を他チームも採用するのだろうか。
■試合結果
柏レイソル 1-3 名古屋グランパス
■得点者
6分 内田宅哉(名古屋)
23分 遠藤渓太(柏)
36分 木村勇大(名古屋)
79分 山岸祐也(名古屋)




























