市場価格急落も「4試合通じて完璧だった」チームの中心選手、久々の4バック採用…森保監督の狙いは?【4戦全勝の日本代表、ブラジル再戦とアジア杯への大激論】(1)の画像
15年ぶりにキリンカップ優勝を果たした日本代表。ニュージーランド戦で久々に採用された「4バック」の狙いは?撮影/原壮史(Sony α1使用)

 サッカー日本代表の4連戦が終了し、15年ぶりでキリンカップ優勝を飾った。4戦全勝という結果を残した一方で、試合内容にはまだ課題も残る。しかし、久々に採用された4バックの底で、識者を「完璧だ」と唸らせたミッドフィルダーの存在など、ポジティブな収穫もあった。今回の活動は来月のブラジル戦、そして年明けのアジア杯へどうつながっていくのか。ベテランジャーナリストの大住良之と後藤健生が、代表の現在地と未来を熱く語り合う!【第1回/全6回】

■久々の4バック採用…森保監督の狙いは?

――手堅いメンバーを先発させつつ、4バックを試しながらも勝利で締めくくったニュージーランド戦をどう捉えますか。

大住「試合開始前にメンバー表を見て、ひょっとしたらと思ったら、本当に4バックだったね。近年は4バックでなかなかうまくいかないことが多くて、試合中に変えるんじゃなくて最初から使うのは随分久しぶりだったよね」

後藤「そうだよね。カタール・ワールドカップの前は4バックだったけどね」

大住「2023年アジアカップの準々決勝で負けた後、本格的に3バックにしたんだよね。ワールドカップの最終予選では相手はロングボールを放り込んでくるだろう、ということも考えてのシステム変更だった。だから、かなり久々の4バックだったけど、わりとスムーズにいったんじゃないかな」

後藤「あれだけ1対1で勝ちまくってボールを持っていれば、後ろが4人だろうと3人だろうと、2バックだろうと大丈夫ですよ。というより、そういう優勢に戦える試合を狙って4バックをやっていたんだろうけど。ウルグアイ戦やエクアドル戦みたいに五分五分の戦いのときに4バックで対処できるかと言われたら、今の段階ではできないだろうね」

大住「まあ、そうだね」

――2024年3月の北朝鮮戦以来の4バックだったそうです。

大住「2026年ワールドカップのアジア2次予選だね」

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