4連戦を締めくくるニュージーランド戦に向け、議論は戦術の“テスト”と“柔軟性”の核心へ。第7回では、絶対的ジョーカー・伊東純也の先発起用プランや、堂安律、中村敬斗、前田大然らの「左右非対称・ポジションチェンジ」という驚きのオプションを提案する。手堅い森保ジャパンに求められる試合中の“遊び”と変化とは? そして、無失点・複数得点での完勝を義務付けられたラストマッチに向け、ジャーナリストたちが突きつける最終結論に迫る。【第7回/全7回】
■「堂安律を左に、中村敬斗を右に」伊東純也の先発起用プランと、森保ジャパンに足りない“ポジションの遊び”
――ニュージーランド戦の右ウィングバックは、お話を聞いているといろいろな選択肢がありそうです。
大住「伊東純也でもいいという感じもするけど、切り札として取っておいたほうがいいのかな。後半20分とか25分から出てもちゃんと仕事するからそういうイメージになっているけど、先発で出ても良い仕事をすると思うよ」
後藤「じゃあ、ニュージーランド戦では、伊東を先発させて堂安律を切り札にしようか」
大住「それでもいいよね」
後藤「そういう使い方のテストをしてもいい」
大住「相手にとっては、疲れているときに伊東のような突っ走る選手が来るのも困るけど、堂安のようにキュキュっと抜いていく選手も困るよね」
後藤「そういう2つのパターンを使えるなら、相手のタイプを考えながら、起用法を決めればいい。一度、そういうテストをしてほしいよね」
大住「それから、僕が不思議に思うのが、左右があんまり入れ替わらないことなんだよね。今いるウィングバックの選手たちだったら、左右を入れ替わってもいいと思うんだけど。守備でズレが出ちゃうのかなあ。たとえば堂安が左に回ってみても面白いかなと思うんだけど。左サイドで、また違う良さが出るかもしれないよ。中村敬斗を右サイドに置いても、切り込んで左足でシュートを打てるからね(中村敬斗はU-17代表時代、主に右サイドハーフとして活躍し、U-17W杯では日本人初となるハットトリックを達成。その後は右利きの利点を活かせる左へ転向し、現在はA代表や欧州で高い決定力を誇る左サイドのスペシャリストとして活躍している)」





































