■「大岩剛監督は正反対のことをやっている」U-21日本代表の大胆起用に学ぶ、あるべき若手の育て方

後藤「日本とエクアドルの数時間前に試合をしたニュージーランド代表の監督は記者会見で、我々はFIFAランキングをなかなか上げることができないシステムになっていると話していた。FIFAランキングは親善試合よりも大陸別選手権やワールドカップ予選で勝つとたくさんポイントもらえるけど、オセアニアだとワールドカップ予選が5、6試合しかないから全然ランキングが上がらない。だからFIFAランキング80位台の力しかないわけじゃない、と盛んに言ったね」

大住「そうだよ。所詮、FIFAランキングは後からついてくる結果に過ぎない」

後藤「ワールドカップ本選の組み分けで最下位のポット4にヨーロッパの中堅どころのスウェーデンが入ることが実際に起きたんだから、あれこれ考えてランキングを上げることに固執しても意味がない」

大住「本来は90分間のプレー時間を与えたい選手がいるのに、この試合に勝たなければいけないからといって、45分間や60分間と出場時間を制限しちゃうのは本当に良くない。アジア大会に出ているU-21日本代表で、大岩剛監督は正反対のことをやっているんだよね。全員に出場時間を与えて、さすがに準決勝はベストメンバーを出すだろうと思ったら、平気で前の試合から総入れ替えしちゃうんだよね」

後藤「今の日本の年代別の監督って皆、すごいよね。いくら何でもやりすぎだろう、と思うくらいだよ」

大住「そう思うこともあるけど、チームを育てるためには選手を育てなきゃいけない。それなのに、FIFAランキングを上げるという変なテーマのせいで二の次になっちゃうっていうのは、日本のサッカーにとって良くないと思うんだよね」

つづく

 

(5)へ続く
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