■J2が「戦国」たる理由
【J2リーグ第8節 9月26日 17時00分キックオフ いわき 0-2 仙台 ハワイアンズスタジアムいわき】
ベガルタ仙台が、今シーズン初めて首位に立った。
26/27J2第8節が9月26日に一斉開催され、2位のベガルタ仙台は13位のいわきFCと敵地で対戦し、2対0の勝利を収めた。この結果、仙台は勝点を「17」として首位に躍り出た。
J2は毎シーズン「戦国」と形容される。J1を経験したクラブが半数を超え、リーグ全体の力関係が拮抗しているのがその理由だ。言いかたを変えれば、J1昇格候補と目されるチームが勝ち切れないのである。
今節もそうだった。リーグ屈指の戦力を誇るジュビロ磐田が、J3から昇格してきたヴァンラーレ八戸に1対2で敗れた。前半にPKを阻止されて同点機を逃し、一度はスーパーゴールで追いついたものの突き放された。2失点目は相手のシュートがDFにあたってGKの逆を突いた。運に見放されたものの、ホームで苦杯をなめた。
25年シーズンをJ1で戦っていた横浜FCは、25年のJ2で17位のカターレ富山と3対3で引分けた。富山はJ2・J3百年構想リーグで2位に食い込んでおり、侮れない相手である。5節では磐田に1対0で勝利している。しかしこの日は、横浜FCが41分まで3対1とリードしていた。そこから同点に持ち込まれたのである。富山が反発力を見せつけた一方で、横浜FCからすればもったいない一戦だったと言わざるを得ない。
北海道コンサドーレ札幌は、J2初挑戦のテゲバジャーロ宮崎に2対3で敗れた。宮崎はJ2・J3百年構想リーグを3位でフィニッシュしており、3節で湘南ベルマーレとスコアレスドローを演じ、前々節は藤枝MYFCに3対2で競り勝ち、前節は八戸を3対0で退けていた。大熊裕司監督(57歳)は24年からチームを指揮しており、J3からの昇格チームとはいえチームの練度は高い。
札幌からすれば、それにしても、である。J1昇格をターゲットとするのだから、勝点3をつかみたい相手だったはずだ。







