■仙台は初シュートで先制
前評判を覆す試合が毎節のように生まれているなかで、仙台は手堅い。開幕節で槙野智章監督(39歳)が指揮する藤枝MYFCに0対2で敗れたものの、その後は4勝2分と勝点を積み上げてきた。いわきFCと対戦した今節も、終わってみれば仙台の勝利という内容だった。
序盤から主導権を握られた。3-1-4-2のシステムで向き合うミラーゲームで、仙台は序盤からいわきFCのプレー強度とデュエルの強さに苦しめられる。相手FWの熊田直紀(22歳)に守備陣がストレスを受ける一方で、2トップの梅木翼(27歳)と岩渕弘人(29歳)になかなかボールが入らず、入ってもボールを収めることができない。
彼らが相手CBとのマッチアップで苦戦を強いられたとも、サポートが少ないために収められないとも言えた。いずれにしても、前線に起点を作れないために2シャドーの中島元彦(27歳)と武田英寿(25歳)は、なかなか前向きにボールを受けられない。
ホームチームのペースのまま試合は進み、迎えた33分だった。仙台が敵陣深くまで侵入する。CB井上詩音(26歳)の縦パスを、中島がフリックする。これを受けた岩渕が左サイドへ展開すると、攻め上がった左ウイングバック石井隼太(25歳)がライナー性のクロスを供給する。ゴール前にフリーで走り込んだ梅木が、ヘディングでプッシュした。この試合初めてのシュートを、仙台はゴールにつなげたのだった。








