■11月から大岩剛に任せるべきだ。前回大会で露呈した「欧州組のリアルな事情」

 9~10月のシリーズは、U-21日本代表が参加するアジア大会と時期が重なってしまうから、フル代表かU-21代表のどちらかを暫定監督に委ねなければならない。従って、10月初めまで森保監督を留任させるというのなら、僕もよく理解できる。

 だが、11月のシンガポール遠征(ブラジル戦、パラグアイ戦)からは大岩剛監督に任せて、新生日本代表をスタートさせるべきではなかったのではないか? ブラジルのカルロ・アンチェロッティ監督だって、森保監督との再会など望んでいなかろう……。

 そもそも「森保監督の下で完成度の高いチームをそのまま出場させたほうがアジアカップ優勝の確率が高い」という前提にも僕は疑問を持っている。

 2024年1月のカタール・アジアカップで、日本は準々決勝でイランに敗れてしまった。

 この時、敗因の一つとして、ヨーロッパのクラブに所属していた代表選手たちが代表活動に集中できなかったということが指摘されていた。

 アジアカップが開催される1月、ヨーロッパではウィンターブレークが明けて、これからリーグ戦が佳境に入り、またチャンピオンズリーグなどの大会もノックアウトステージを控えるという大事な時期だ。

 選手たちが、クラブのことを気にするのは当然だろう。

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