【浦和レッズ非常事態(1)】前節の歓喜から一転、スタメン6人変更の手痛い代償!曺貴裁監督が明かした苦しい胸の内と、勝敗を分けた2つの迷いの画像
鹿島戦からGK西川周作らスタメン6人を変更して岡山戦に挑んだ浦和。その代償は大きかった。撮影/原壮史(Sony α1使用)

 明治安田J1リーグ第7節、浦和レッズ対ファジアーノ岡山の一戦が9月13日に行われた。浦和は前節の鹿島アントラーズ戦で、当日に急きょ採用した3バックシステムを見事に機能させ、1-0の勝利を飾っていた。続くこの岡山戦でも同様に3バックでスタートし、戦い方の継続を狙う。しかし、システムは同じでも、ピッチに立つ選手の顔ぶれは前回と大きく異なっていた――。

■スタメン6人が不在の非常事態。指揮官が明かした苦しい胸の内

 曺貴裁監督は試合後の記者会見で、その理由を語った。

 最初に質問した記者はこう問いただした。

―今日はゴールキーパーを含めて今まで試合にたくさん出てきた選手がメンバーから外れた印象があるが、話せる範囲で理由を教えていただきたい。

 曺監督は以下のように答えた。そこには苦しい胸のうちがうかがえる。

「コンディションが試合に向かって整わなかった、大きな理由はそれです。別に何かトラブルがあったというよりは、今日はそれを考えてメンバーを選んでいくしかなかった、というところです」

 岡山戦では、6人の選手が鹿島戦から入れ替わった。ゴールキーパーの西川周作をはじめレギュラー選手が体調不良のために、試合に出場できない。

 当面の間、公開トレーニングや対外活動を中止するとクラブからの発表があった。したがって、当初は鹿島戦でのメンバーで臨もうとした岡山戦だったが、こうした理由から大幅にメンバーを替えなければならなくなった。

 岡山戦での大きなポイントは、後半のアディショナルタイムでの決勝点の場面だろう。まず、そのシーンを解説したい。西川に代わって出場した福井光輝の試合後の囲み取材の中での発言を見てみよう。

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