今夏、プレミアリーグのアストン・ヴィラに加入したサッカー日本代表GK鈴木彩艶への称賛が鳴り止まない。
現地9月5日にプレミアリーグの第3節が行われ、鈴木が所属するアストン・ヴィラは、守田英正が加入した昇格組のハル・シティと敵地で対戦して0-0ドロー。守田の負傷欠場によって日本人対決は叶わなかったが、その分、鈴木が存在感を発揮した。
前節の王者アーセナルとの試合で移籍後初出場を果たした鈴木は、チームは0-1で敗れたが、安定したパフォーマンスで3000万ユーロ(約55.5億円)とも言われる移籍金にふさわしい能力を垣間見せた。続くハル戦でも2試合連続のスタメン出場を果たして安定感抜群。相手のミドルシュートを確実にキャッチし、さらにコーナーキックの際には力強いパンチングでセーフティーなクリアも披露してクリーンシートを達成した。
話題となったのが“攻撃面”。とりわけ注目を集めたのは後半8分の場面だった。ペナルティーエリアを少し出た場所でボールをキープした鈴木は、ルックアップしてピッチ全体を見渡した後、右方向に顔を向けてからほぼワンステップで右足キック。相手最終ラインの裏、しかも見ていた方向とは逆となる左サイドのタッチライン際までボールを飛ばし、19歳のイングランド人MFジョージ・ヘミングスへとピタリと届けた。
ヘミングスはボックス内にドリブルで侵入してマイナスのクロス。背番号10のアルゼンチン人MFエミリアーノ・ブエンディアのシュートは枠を大きく外れたが、“何もないところ”から鈴木の高精度フィードがアストン・ヴィラに決定機を作り出した。























