新シーズンに向けた戦力補強に「ガッカリした」と語る大住良之と後藤健生。なぜ浦和レッズやジェフユナイテッド千葉は主力選手を安易に放出してしまったのか? 一方で、遠藤渓太や満田誠らを獲得し、名将リカルド・ロドリゲスのもとで上位進出をうかがう柏レイソルへの期待感は高まる。そして、Jリーグが世界と戦うために連れてくるべき「真の外国人選手(助っ人)」のあり方について、辛口の激論が交わされた!【全6回/第4回】
■主力を手放す千葉と浦和。首をかしげる“不可解な編成”
――補強では、百年構想リーグで下位に沈んだ水戸ホーリーホック(18位)やジェフユナイテッド千葉(20位)が積極的でした。
大住「千葉がエリソンを取ったのはいいとして、他はどうなんだろう。ブラジル人(マテウス・インディオ=アトレチコ・ゴイアニエンセから加入した大型ボランチ)を取ったようだけど。高橋壱晟(ヴィッセル神戸へ完全移籍)がいなくなったのは、すごく痛いみたいだね。
3バックにするのは、サイドバックがいないからだっていう話だしね。千葉は高橋と日高大という両サイドバックが攻撃面で大きなポイントになっていたから、その片翼がいなくなっちゃうのは痛いよね。補強という面で言えば、浦和はそんなに出しちゃっていいのっていうくらい選手出しちゃったね。明本考浩は日本に戻ってきたけど、FC町田ゼルビアに行っちゃった。そして明本の代わりに荻原拓也がルーヴェンに行っちゃったしさ。松尾、関根貴大、石原広教あたりをどうして出したのか分からないよね。
浦和も、横浜F・マリノスと同じように、買い手のついた選手は売ってチーム財政を回していこうという“負のループ”に入りかけているのかもしれない。だからこそチョウ・キジェ監督の腕の見せどころなのかもしれないけど」
――上位は西日本勢が多くなりそうでしょうか。
後藤「結果を出すという意味では、鹿島アントラーズは強いと思うよ。優勝争いには絡んでくるだろうね」
大住「東では鹿島、町田、FC東京くらいかな」
後藤「FC東京は、そこまでいけるかどうか、僕には分からない」
大住「もちろん佐藤龍之介がいなくなったのは大きいけど、プレーのレベルは百年構想リーグで戦っている間にすごく良くなってきたよね。僕は期待できると思うけど」

































