■次期会長選への焦り。サッカー界を覆う「独裁」の暗雲
政治的な才能に優れ、機を見るに敏なインファンティーノ会長はすぐに撤退を選択した。
FFE設立に固執する必要はない。それより、来年3月の会長選挙での再選を最優先すべきとの判断だったのだろう。
インファンティーノ会長の再選についてはFIFA加盟国200以上の支持を取り付けて、対立候補も出馬しない無風選挙になると思われていた。
ところが、ワールドカップでの1点目のオウンゴール(バログンの出場停止の猶予)で少し風向きが変わり、ヨーロッパ諸国からは対立候補の擁立を求める声が出始めていた。
そこで、インファンティーノ会長の2点目のオウンゴール(FFE問題)が決まったのだ。すでに、イングランド協会(FA)が支持撤回したとのニュースも届いている。これから、しばらくはFIFA会長選挙の行方がサッカー界の話題の中心になりそうである。
それは、2030年のワールドカップがどんな大会になるか(参加国数は本当に64に拡大されるのか? 入場券は再び高騰するのか?)にも関わってきそうだ。




























